『本のひろば』は、毎月、キリスト教新刊書の批評と紹介を掲載しております。本購入の参考としてください。2026年8月号
出会い・本・人
人間解放の教育(岡田仁)
特集 シリーズこの三冊!
聖書を通読したいのに聖書で遭難しそうになっている人のための、この三冊!(佐々木潤)
本・批評と紹介
- 『活けるキリストの現実』近藤勝彦 著(藤掛順一)
- 『ハイデルベルク信仰問答講話』加藤常昭 著(郷家一二三)
- 『楓の記憶、紡ぐ言葉』芝恭子 訳著/芝恭子著作集編集委員会 編(水谷悟)
- 『戸惑いながら信じてる50』富田正樹 著(塚本潤一)
- 『十字架の言葉』菊地順 著(森島豊)
- 『子どもの主体を育む保育』田澤薫 著(田中かおる)
- 『神の目にあなたは貴い』久野牧 著(佐々木潤)
- 『帝国の神道とキリスト教』洪伊杓 著(李元重)
- 『排斥と抱擁』ミロスラフ・ヴォルフ 著/彦田理矢子 訳(長下部穣)
- 『ビリー・グラハム』グラント・ワッカー 著/相川裕亮、田中稔十 訳(大宮有博)
編集室から
本原稿はワールドカップ・サッカーの話題で世間が大いに盛り上がっている中で書いている。「国威をかけた戦争」と言われることもあるこの大会で、参加選手やスタッフは文字通り死力を尽くして闘っている。
ただこのワールドカップについて、知人のあるクリスチャンが述べた言葉が今も記憶に残っている。「人が必死になっている様を見世物にするのは野蛮だ」
古代ローマの「パンとサーカス」、特に殺し合いすら見世物にしていたことを念頭に言われたものだったが、現代のスポーツ競技等のショービジネスにおいて実際に血が流れることはほぼないとはいえ、その競技現場や取り巻く環境において人の「いのち」や尊厳が損なわれる危険が未だ皆無ではないことは、覚えておいて良いと思う。
「パンとサーカス」を直接批判する文言は聖書にはなかったと思うが、「イエスはどう思うか」というのは、クリスチャンとして常に考えておくべきことだろう。自国の勝敗はともかく、大会がつつがなく終わり関係者が無事に帰還することを祈りたい。 (村上)
※訂正とお詫び 前号7月号巻末の次号予告において、今号掲載の『活けるキリストの現実』の著者を誤って「藤掛順一著」としましたが、正しくは「近藤勝彦著」となります。著者と書評執筆者を取り違えて掲載してしまいました。訂正してお詫びいたします。
予 告
本のひろば 2026年9月号
本・批評と紹介
(巻頭エッセイ)佐藤真史
(書評)柴崎聰著『石原吉郎と安西均』、本多峰子著『悪と苦難の問題を考える』、E・ユンゲル著『『キリスト者の自由』を読む』、金子晴勇著『キリスト教思想史の例話集Ⅳ 愛のかたち』、吉田亮編著『占領期日本の教育再建と越境キリスト教』、J・デイヴィース著『パウロと黙示』他











