『本のひろば』は、毎月、キリスト教新刊書の批評と紹介を掲載しております。本購入の参考としてください。
2023年1月号
出会い・本・人
酒と本と、他者を知ろうとすること(有住航)
特集
幕末漂流民について知るなら▼この三冊! (長谷川与志充)
本・批評と紹介
- 『ヨハネ福音書を読もう 下』松本敏之 著 (石田 学)
- 『短く簡単な祈りの方法』ギュイヨン夫人 著/大須賀沙織 訳 (柳田敏洋)
- 『お互の心が内に燃えたではないか』森田美千代 著 (小池茂子)
- 『キリスト教思想史の諸時代 VI』金子晴勇 著 (佐藤真一)
- 『フルベッキ伝』井上篤夫 著 (鈴木範久)
- 『大災害の神学』アリスター・E・マクグラス他 共著/藤原淳賀 編 (正木牧人)
- 『聖化の再発見 上・旧約 下・新約』英国ナザレン神学校 著/大頭眞一と焚き火を囲む仲間たち 訳 (原田彰久)
- 『新約聖書の奇跡物語』川中 仁 編 (大川大地)
- 『良き力に不思議に守られて』宮田光雄 著 (大島 力)
- 『正教の道』主教カリストス・ウェア 著/松島雄一 訳 (竹田文彦)
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編集室から
先日、「本のひろば」の編集会議がありました。対面で行うのは久しぶりのことです。以前は頻繁に開かれていたのですが、コロナ禍のためここ暫くは休会していたのです。
対面でできない間は、重要事項に関してはメール等で意見交換していましたが、やはり顔を見て話せた方が議論がはかどります。今後のことや細かい取り決めなど、短い時間でしたが濃密な話し合いになりました。こうした会合を制限せざるを得ないコロナ禍の影響を改めて実感する会議でした。
以前のような頻度ではありませんが、今後も定期的に会議を開くことも決定しました。まだまだコロナ禍が終息したわけではありませんので感染対策には十分配慮しなければなりませんが、これからも「本のひろば」を良くするために有意義な会議を持ちたく思います。(村上)
予 告
本のひろば 2023年2月号
(巻頭エッセイ)高橋沙奈美、(書評)原口尚彰著『アガペーとフィリア』、飯島 信編著『いのちの言葉を交わすとき』、吉岡容子著『少女の命・女性の命、嵐の中から新たな命』、岩本遠億著『聖霊の上昇気流』、近藤勝彦著『キリスト教教義学 下』、R・ニーバー著『悲劇を越えて』、伊藤 悟訳『世代から世代へ』、アレクサンドリアのクレメンス著『キリスト教教父著作集 5』
書き手