『本のひろば』は、毎月、キリスト教新刊書の批評と紹介を掲載しております。本購入の参考としてください。2024年10月号
出会い・本・人
仰げば尊し(齋藤五十三)
特集 シリーズこの三冊!
自死を考えるー遺族が推す、この三冊!(前島常郎)
本・批評と紹介
- 『信仰生活ガイド 老いと信仰』山口紀子 編 (西岡昌一郎)
- 『義認の福音』E・ユンゲル 著/佐々木勝彦 訳 (菊地順)
- 『主の来臨を待ち望む教会』焼山満里子 著 (大貫隆)
- 『ルターの恩恵論と「十字架の神学」』須藤英幸 著 (江口再起)
- 『タムソン宣教師夫人メアリーの日記』メアリー・タムソン 著/中島耕二 編/阿曽安治 訳 (小檜山ルイ)
- 『オンラインの神学』マシュー・C・オギルビー 著/大倉一郎 訳 (瀬戸英治)
- 『福音主義教会法と長老制度』深谷松男 著 (澤正幸)
- 『月曜日の復活』塩谷直也 著 (大石周平)
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編集室から
以前当欄にて、この春カトリックの洗礼を受けたことをご報告したのだが、それに対してお一方ならずメッセージを賜った。入信後のことにもお心を寄せていただいているとのことだったので、簡単にご報告を。
最も大きな変化は日曜日ごとに礼拝(ミサ)に参与するようになったことだろう。教会が少々遠いため、近場のカトリック以外の教会にも行っている。これまでキリスト教のことを学んでいた割にあまり礼拝に与ることがなかったため戸惑うことも多かったのだが、受洗前の学びと若干の神学・教義の知識に助けられてどうやらついていけている。
実際に経験してみると、言葉と典礼を通して会衆に霊を授けるこの毎週の礼拝こそが、キリスト教の誕生時から繰り返されてきたキリスト教の精髄なのではないかと感じる。言葉や典礼だけでなく所作や設えなどにも様々な意味があるはずで非常に興味をそそられる。小誌の冒頭の特集記事「シリーズこの三冊!」は毎号編集委員が持ち回りで企画しているのだが、いつか取り上げてみたいテーマである。(村上)
予 告
本のひろば 2024年11月号
(巻頭エッセイ)松本郁子(書評)スチューアト・バートン・ニコルズ伝編纂委員会編『スチューアト・バートン・ニコルズ伝』、鈴木範久著『内村鑑三問答』、岩本遠億著『聖霊は愛を完成する』、西谷幸介著『「日本教」の弱点』、B・U・シッパー著『古代イスラエル史』他
(お知らせ)小誌「本のひろば」は一般財団法人キリスト教文書センターが発行元となっておりますが、当センターがこの度移転いたしました。裏表紙にも記載されていますが、移転先住所は〒112−0014 東京都文京区関口1 −44−4 となります。電話番号等、他の情報は変わりません。お手紙等お送りいただく際は、どうぞお間違えのないようにお願いいたします。