『本のひろば』は、毎月、キリスト教新刊書の批評と紹介を掲載しております。本購入の参考としてください。
2021年6月号
- 出会い・本・人 物語る本をめぐる物語 大頭眞一
- 特集 「説教」を学ぶならこの三冊! 宮井岳彦
- 本・批評と紹介
- 國友淑弘 著 『黒人霊歌の即興性』 (中島聡)
- ローワン・ウィリアムズ 著/ネルソン橋本ジョシュア諒 訳/西原廉太 監訳 『キリスト者として生きる』 (笹森田鶴)
- 加藤常昭 著 『加藤常昭説教全集31 使徒言行録講話』 (井幡清志)
- 金子晴勇 著 『キリスト教思想史の諸時代Ⅱ』 (出村和彦)
- 村椿嘉信 著 『荒れ地に咲く花』 (千葉宣義)
- 古屋治雄 編 『信仰生活ガイド 教会をつくる』 (菅原力)
- 手代木俊一 著 『日本における讃美歌』 (金澤正剛)
- 既刊案内
- 書店案内
編集室から
本年度より「本のひろば」編集室に加わることになりました。よろしくお願いします。
ここに来る前は、キリスト教書店で外販営業をしていました。その頃知人などに職業を聞かれてそう答えると、大抵は(キリスト教に関係ない人だと特に)何の仕事をしているのかピンと来ないようでした。そこで「キリスト教書籍の行商人だ」と言うと、大体腑に落ちたような顔をされたものです。ただそう言いつつも私自身の理解としてはもう少し的を射た表現がありました。「教会の補給部隊」です。
主な得意先は教会や学校、幼稚園・保育園でしたが、それらの現場では、聖書や讃美歌、教科書・教材となる書籍をはじめ日々必要とされる物品があります。足りなくなったもの、新たに必要になったものを注文として受けお届けする業務はまさに補給部隊で、教会の最前線の現場を陰ながら下支えしている実感がありました。
お届けする中には「本のひろば」も含まれていました。書籍購入のための参考というだけでなく、読み物としても大変喜ばれていたことは特に印象に残っています。この度その作り手に加わることになりましたが、喜んでくださった皆さんの顔を思い出しつつ、その期待に恥じない誌面作りを心がけていきたいと思います。(村上)
書き手
キリスト教文書センター
関連
- 2023年8月1日
- 2023年7月1日
- 2023年6月1日
- 2023年5月1日