『本のひろば』は、毎月、キリスト教新刊書の批評と紹介を掲載しております。本購入の参考としてください。2025年2月号
出会い・本・人
私の社会福祉観を変えた一冊の思想・哲学書(横山穰)
特集 シリーズこの三冊!
本・批評と紹介
- 『聖書通読31』石田学 著(村上恵理也)
- 『みんなの説教入門』小泉健 著(野口幸生)
- 『信仰と行為』川中仁編(阿部仲麻呂)
- 『苦難の日々を心に刻み、再生へ向かって歩む』小高夏期自由大学事務局 編著/飯島信、小暮修也 編(水口洋)
- 『〈植村正久〉を読む』木下裕也 著(芦名定道)
- 『宗教活動におけるマイクロアグレッション』コディ・J・サンダース、アンジェラ・ヤーバー 著/真下弥生 訳(中村吉基)
- 『ディートリッヒ・ボンヘッファー』クリスティアーネ・ティーツ 著/橋本祐樹 訳(寺園喜基)
- 『世界の神秘としての神』E・ユンゲル 著/佐々木勝彦 訳(菊地順)
- 『静寂の地へ』マーティン・レアード 著/柳田洋夫 訳(柳田敏洋)
- 『意味は待つことにある』ポーラ・グッダー 著/中原康貴 訳(マリア・グレイス笹森田鶴)
- 『見知らぬ神の跡を辿って』川島重成 著(川田殖)
編集室から
▼編集者の営みは創造である。無から有を生じさせることであり、“生きもの”(ブックス)を造ることである。現在の編集者ならパソコンに向かいながらの作業が主な内容となる。締め切りや本の刊行予定に向かって日夜努力を重ねていく。孤独な作業の連続ともなるので、息抜きが欲しくなる。そんな時携帯で(夜8時以降に)よく連絡をとっていたのが、11月に逝去したリトン社主大石昌孝さん。昔からなんてかっこいい人なんだろう!と思っていました。▼二人で飲んだり、社長会と称して業界の社長らと銀座で食べて、呑んで、と楽しく語り合ったことはいい思い出です。新年会や総会には前もって「今度出ますか?」等と聞いて自分の方向を決めていました。ボクにとっては兄貴のような存在。でも75歳と同じ年齢!▼業界のこと、経営のこと、編集のこと、その専門分野であるギリシア語やヘブライ語編集など多くを教えていただいた。▼大学生時代から山本書店でアルバイトなどをしてこられたので、専門性のある本作りには適任者として育っていかれた。その人がいない! ボクはどうしたらいいのか、と絶えず問いかけている。愛煙用のP缶かシンセイをくゆらせながらにこやかに微笑み、「大丈夫」と語りかけてくれているように思う。▼刊行の予定、企画等思いをめぐらせながら彼からいただいたヤマギワ製のデスクライトのスイッチを入れて、「見守ってな」と。座右には同じく彼からの新約ギリシャ語辞典と逆引きを、古くなったが新聖書大辞典も常に傍らに置く。大石さんの手を借りて日々をこなしています。近いうちにお伺いします。(安田)
予 告
本のひろば 2026年3月号
本・批評と紹介
(書評)越川弘英著『冬のキリスト』、エーリヒ・バイロイター著『ツィンツェンドルフ』、滝沢克己著『中学生の孫への手紙』、クリス&ジェイミー・ベイリー著『どうすれば赦せるようになるのか』、金子晴勇著『キリスト教思想史の例話集Ⅲ「共生」の神秘』、前川裕著『教会暦によるキリスト教入門』他











