本・批評と紹介
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聖書を考える
影響史の視点に立った革新的な聖書理解〈評者〉大貫隆 本書の原書は旧約聖書学者A・ラコックと哲学者P・リクールが1998年…
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信仰の神秘
信仰生活の共同体的実践の指南書〈評者〉阿部仲麻呂1.「キリスト教的人間論」に立脚する「教会論」および「秘跡論」 フラ…
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心の垣根を越えて テゼのブラザー・ロジェ―その生涯とビジョン
和解と一致の福音〈評者〉片柳弘史 テゼのブラザーや、本書の訳者である植松功氏、打樋啓史氏の指導による「テゼの歌」を用…
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逢坂元吉郎
逢坂の生き方と思想に迫った力作〈評者〉鈴木範久 以前、『信教自由の事件史』(2010)および『日本キリスト教史』(2017)…
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加藤常昭説教全集32 コリントの信徒への手紙一講話
福音の喜びにあずかる〈評者〉福嶋裕子 どうしてもこの人の説教集は読んだほうが良いと思える。何故なのだろう。そんな不純…
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キリスト教の死生観
死を越えた真の幸福への道案内〈評者〉芳賀力 本書のタイトルは『キリスト教の死生観』であるが、キリスト者だけでなく、広…
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聖書とモンゴル 翻訳文化論の新たな地平へ
知られざる歴史をたどり聖書翻訳のあり方を考える〈評者〉月本昭男 本書の表題に意外な感じを抱く人は少なくないだろう。モ…
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悲しみの過去を手放し希望の未来へ
コロナ禍で苦しむ時代への神からの贈り物〈評者〉千田次郎 東日本大震災から10年。まだ復興の途上にある今、今度は世界中が…
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信仰生活ガイド 信じる生き方
旬のものに、よみがえる〈評者〉上林順一郎 出版された多くの本の内、半分は売れない。売れた本の内、半分は読まれない。読…
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近代日本のキリスト者 その歴史的位相
日本プロテスタント史に新たな視角を提示〈評者〉山口陽一 前著『三谷隆正の研究─信仰・国家・歴史』(2001年)、『近代日本…