実践・一般
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「原罪論」の形成と展開 キリスト教思想における人間観
キリスト教的人間観のもつ現代的意味〈評者〉田中 裕 本書は中世哲学会の二年間にわたるシンポジウムと中世思想研究所の講演…
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ヒッタイトの歴史と文化 前2千年紀の忘れられた帝国への扉
前2千年紀の忘れられた帝国への案内〈評者〉石川 立 創世記二三章で妻サラを喪ったアブラハムは彼女の墓地を確保するために…
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十四歳からの読書ナビ
異郷との出会い〈評者〉柴崎 聰 古来、人間が幼年から成年へ脱皮していく転機は、12歳である。円の十二進法による一回転が、…
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【特集】民主主義を学ぶなら▼この三冊!
ⅠAmazon書店一覧『政治的思考』・杉田 敦:著・岩波書店・2013年刊・新書判224 頁・880 円 民主主義について考えるためには…
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ゴシック芸術に学ぶ現代の生きかた N・ペヴスナーとA・W・N・ピュージンの共…
現世的価値基準の呪縛からの解放へ〈評者〉藤掛順一 著者近藤存志(こんどう・ありゆき)氏は、イギリス芸術文化史、建築史…
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宗教と理性をめぐる対話 信仰と懐疑のはざまにて
対話形式によるヒック思想入門〈評者〉若林裕 宗教に興味ある人はもちろん、その問題性を感じる人、信仰に疑問を抱く人、あ…
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花子とアン 村岡花子の甲府時代
若き日の花子の経験を鮮やかに浮かび上がらせる〈評者〉小檜山ルイ 2014年にNHKが『花子とアン』を放映してからもう7年が…
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【特集】「金と神」について考えるなら▼この三冊!
「俗世の金(カネ)と聖なる神を並べるとは、いったい何ごとか?」と眉をひそめる信仰者もいるかもしれない。イエスは「神…
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それでも一緒に歩いていく 牧ノ原やまばと学園50年の歩み
牧師の人生を、面白く、深く、易しく語る〈評者〉阿部志郎 静岡県牧之原にある牧ノ原やまばと学園の機関紙を編纂した50年誌…
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マックス・ヴェーバーの生涯と学問 神からの使命に生きて
右手に『聖書』、左手には『プロ倫』〈評者〉千葉眞 右のタイトルは本書の特質を示す帯の標題である。本書は、「学問は神か…