本・批評と紹介
-
謎解きの知恵文学 旧約聖書・「雅歌」に学ぶ
「雅歌」の謎は解かれるか〈評者〉矢部 節 「雅歌」による説教を聞いたことがあるでしょうか。本の帯に「雅歌を教会に、説教…
-
聖なる神の聖なる民ーレビ記
忙しい一般庶民のためのレビ記入門〈評者〉手島勲矢 『レビ記』は、モーセ5書の三番目の本で、祭司自身が執り行うべき様々…
-
カルヴァンの詩編の神学
中心にいる神〈評者〉大石周平 本書は、「カルヴァンの詩編注解というパレットの色彩」(クロースターマン)を豊かに用いて…
-
ゴシック芸術に学ぶ現代の生きかた N・ペヴスナーとA・W・N・ピュージンの共…
現世的価値基準の呪縛からの解放へ〈評者〉藤掛順一 著者近藤存志(こんどう・ありゆき)氏は、イギリス芸術文化史、建築史…
-
宗教と理性をめぐる対話 信仰と懐疑のはざまにて
対話形式によるヒック思想入門〈評者〉若林裕 宗教に興味ある人はもちろん、その問題性を感じる人、信仰に疑問を抱く人、あ…
-
加藤常昭説教全集33 コリントの信徒への手紙二講話
教会への確かな信頼はどこから生まれるのか?〈評者〉菊池美穂子 ここにわたしの牧会者がいる。読み終えた時、そう思った。…
-
花子とアン 村岡花子の甲府時代
若き日の花子の経験を鮮やかに浮かび上がらせる〈評者〉小檜山ルイ 2014年にNHKが『花子とアン』を放映してからもう7年が…
-
小川修パウロ書簡 講義録7 ガラテヤ書講義Ⅰ
神の〈まこと〉から来るキリスト信仰〈評者〉廣石 望 2011年に公刊が始まった『小川修 パウロ書簡講義録』(全十巻)も、本…
-
100年前のパンデミック 日本のキリスト教はスペイン風邪とどう向き合ったか
歴史の丹念な掘り起こしと現代への貴重な示唆〈評者〉山口陽一 スペイン風邪が日本を襲ったのは、第一次世界大戦末期の1918…
-
岡田稔の神学 神の主権と恩恵に生きた神学者
改革派神学の伝統に立つ〈評者〉松田真二 本書の目的について著者は、「日本キリスト改革派教会はすでに70年をこえる歴史を…