神学・教理・歴史
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マックス・ヴェーバーの生涯と学問 神からの使命に生きて
右手に『聖書』、左手には『プロ倫』〈評者〉千葉眞 右のタイトルは本書の特質を示す帯の標題である。本書は、「学問は神か…
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キリスト教ビギナーズ キリスト教から生きる意味を学ぶ
キリスト教とは何かを手軽に学べる入門書〈評者〉村瀬義史 本書は、活水女子大学で学内の礼拝/チャペルアワーとともに「キ…
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岡田稔の神学 神の主権と恩恵に生きた神学者
改革派神学の伝統に立つ〈評者〉松田真二 本書の目的について著者は、「日本キリスト改革派教会はすでに70年をこえる歴史を…
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100年前のパンデミック 日本のキリスト教はスペイン風邪とどう向き合ったか
歴史の丹念な掘り起こしと現代への貴重な示唆〈評者〉山口陽一 スペイン風邪が日本を襲ったのは、第一次世界大戦末期の1918…
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宗教と理性をめぐる対話 信仰と懐疑のはざまにて
対話形式によるヒック思想入門〈評者〉若林裕 宗教に興味ある人はもちろん、その問題性を感じる人、信仰に疑問を抱く人、あ…
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カルヴァンの詩編の神学
中心にいる神〈評者〉大石周平 本書は、「カルヴァンの詩編注解というパレットの色彩」(クロースターマン)を豊かに用いて…
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ヒッタイトの歴史と文化 前2千年紀の忘れられた帝国への扉
前2千年紀の忘れられた帝国への案内〈評者〉石川 立 創世記二三章で妻サラを喪ったアブラハムは彼女の墓地を確保するために…
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「原罪論」の形成と展開 キリスト教思想における人間観
キリスト教的人間観のもつ現代的意味〈評者〉田中 裕 本書は中世哲学会の二年間にわたるシンポジウムと中世思想研究所の講演…
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新約聖書註解Ⅻ テモテ・テトス・フィレモン書
カルヴァンの教会論・職制理解を豊かに示す〈評者〉飯田 仰 カルヴァンの聖書註解が再び堀江知己師によって邦訳されたのは大…
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キリスト教思想史の諸時代Ⅲ ヨーロッパ中世の思想家たち
視野の広さと神の慈愛深さを特長とする独自の霊性思想〈評者〉阿部 仲麻呂 本書は、視野の広さと慈愛深さを特長とする独自の…